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異業種への転職
2021/09/13
転職するにはどうしたらいい?〜事前準備〜
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「今の仕事を続けるか悩んでいる」「転職したいんだけど、どうすればいいの?」「何から始めればいいかわからない」など、転職に関する何をすればいいか悩んでいませんか?
転職活動には手順があり、それを守れば失敗しにくいです。また、色々な面でサポートしてくれる無料サービスもあるので、多くの方が思っているほど難しいものではありません。
企業が欲しているもの(求人票とは)
企業は「空いているポジションで、すぐに働ける人材」を求めているということです。
そのため、「何ができるか」が一番に見られますし、採用の期間も短くなりやすい(選考~内定まで2ヶ月前後が多い)です。
求人の内容によってはそれ以上長くでも問題はないですが基本的には良い人材を早く確保したいので同じ能力のある人材であれば早くに就職してくれる方を選ぶのは必然です。
この企業のニーズをしっかりと考えて転職活動をするようにしましょう。
ポイント: 転職先が決まるまで、今の会社を辞めない
転職先が決まる前に会社に退職する旨を伝える人がいますが、「すぐに退職しないとおかしくなりそう」「仕事が忙しすぎて全く転職活動ができない」というケース以外では基本的に転職先が決まってから会社にやめると伝えましょう。
かつ、信用している同僚にも内緒で転職活動をしましょう。
「転職活動をしている」と社内で噂になると、転職活動の支障になりますし、転職をやめた時も今の会社に居づらくなります。
また、今の職場に退職すると伝えない限り、リスクはほとんどありませんので、「転職するか悩む..」という人も気軽に転職活動を始めてみましょう。
転職すべきではない人
- 社会人経験が3年未満層に多い
- 明確な不満や不安があるわけではない
- 友達や同僚の転職など、周りに影響されて転職活動を始めるタイプ
例)山田さん
有名私大卒の20代後半、営業職の男性。同僚が大手メーカーに転職したことをきっかけに、自分も同じような大手メーカーに転職できるのではないかと考え、「自分の市場価値が知りたい」と感じ、転職を検討。
課題・問題点
山田さんと話していて一番の課題だと思ったのは、自身が考える「大手」のイメージがあいまいだったこと。
漠然とステータスを求めているだけで、そもそも「なぜ大手に入りたいのか」という理由がなく、「大手でどんな仕事をしたいのか」というビジョンもまったくありませんでした。
転職すべきでないと感じた理由
山田さんの場合、「転職すべきではない」というよりは、「このままの状態で転職活動を続けるべきではない」と感じました。
転職で実現したいことが明確になく、企業探しの軸が定まっていないままでは、本人が志望する大手企業に転職できる可能性はほとんどありません。
そんな状態で転職活動を続けてしまうと、どこからも内定を取れず、その結果、「自分の市場価値は低い」と思い込んでしまう恐れがあります。必要以上に本人のプライドが傷付いてしまうのも心配でした。
本来、山田さんの年齢層は、企業にとって常に人材不足の状態であり市場価値が高いわけですから、きちんと準備して転職活動に臨むべきです。
一番キツいのは金銭面
退職後の転職活動で一番リスクがあるのが金銭面です。
収入がなくなり、金銭的余裕がなくなると生活が苦しくなり、精神的にも追いつめられることも。
その結果、「どこでもいいから早く就職先を決めなければ」という焦りが生まれ、転職に失敗してしまう可能性が高くなります。
ちなみに、リクナビNEXTの調査によると、転職活動で使った金額は、約7割の人が10万円未満と答えています。
引用:リクナビNEXT
金銭面、そして精神面に余裕のもって就職活動を行うことは、希望の転職先を見つけるための見えない必須条件の一つです。
転職を成功させるためにも、できるだけ転職先を見つけてから、退職することをおすすめします。
どのくらいの期間がかかると考えればいいの?
とはいっても、どれくらいかかるの?と疑問の多い方もいるかもしれませんが、3,4ヶ月前後をみておきましょう。
内定が出るまでに1~2ヶ月前後、そこから退職までに2ヶ月程度かかるケースが多いです。
ポイント:「転職しない」という選択肢も最後まで捨てない
転職活動をしていくと「何がなんでも転職してやる」と突き進んでしまう方もいますが、「今の会社と比べてどうなんだろう」と考えながら進められるといいです。
転職活動をする中で、今の会社の見え方が変わってくることも多々あります。
実際、転職活動をした結果、今の会社に残り、より気持ちよく働けているという人は大勢います。
会社に「辞める」と伝えるまで引き返すことは十分可能なので、いまの会社を客観的に見直すという意味でも転職活動は働いていく上でいいきっかけになります。
いまの会社を辞めたい理由は?
転職活動を始める今の段階で、辞めたい理由を整理が必要です。
ノートなどに、辞めたい理由・今の職場/会社では実現不可能なのかなどをまとめられるといいです。
この辞めたい理由を次の会社選びに活かせるようにしましょう。
また、今の会社で悩みが解決できそうなら、「今回は転職しない」という結論を出すことも悪いことではありません。
ポイント:初めての転職はなるべく一人で進めないこと
特に初めての転職活動をする方は、必ず詳しい人に話を聞きながら転職活動を行いましょう。
- そもそも転職すべき状況なのか
- どんな職場に転職すればいいか
- あなたの経験・スキル的にどのくらいの年収を狙えるか
- 面接ではどういったポイントをアピールすべきか
こういったものは明確な答えがなく、失敗すると人生の歯車が狂う可能性もあります。
そのため、周囲の人に人事の仕事をしていたり、転職に詳しい人がいればその人に相談するようにしましょう。
しかし、詳しい人が近くにいない…という人が使うのが転職エージェントというサービスです。
おすすめの相談相手:転職エージェント
「転職エージェント」という完全無料で使えるサービスがあり、多くの方がこのサービスを使って転職のプロに転職の相談をしています。
転職エージェントは、求人募集サイトとは違い、登録すると担当者がつき、その方に相談しながら転職するかどうから、どこを受けるかを一緒に決めることができます。
完全無料なのに、転職の各ステップの中で必要なサポートをしてくれる、転職成功に欠かせないサービスです。
実際、転職活動では、手続き・対策と、仕事や家庭を両立するのは非常に困難になります。
正しい判断をするため、成功率を上げるためだけでなく、手間を減らすためにも登録しておきたいです。
基本的に完全無料で行なっているところばかりなので、2~3社登録し担当者に会ってみましょう。
それで自分に合っている会社で進めていくのをお勧め致します
事前準備
まず、転職活動に本格的に入る前に、準備をしておく必要があります。
特に転職エージェントに頼らない方は必ず実践しましょう。
自己分析を徹底的に行う
転職は就職活動とは違い即戦力が求められます。
あなたは何ができるのか、何を成し遂げたのか、それを生かして転職先の企業にどう貢献できるのかを考え、伝えるかが成功の鍵になります。
下記のように、自己分析の不足は転職活動のあらゆるステージで悪影響を与えます。
- 応募する企業が、あなたのスキルや経験に合わない
- 能力や経験を表す具体的なエピソードを話せない
- 根拠を持った志望動機が語れない
そのため、今までのキャリアをきちんと振り返り、何ができるのか、エピソードを交えてまとめておくことが必要です。
きちんと自己分析するためには?
転職エージェントに相談すれば、キャリア相談の中で、こういったポイントを引き出してもらえます。
ただし、自分で活動したい方のために、シートを埋めるだけで、転職に必要な自己分析ができるためのツールを用意しました。
すべての自己分析のポイントをまとめた下記シートは1~2時間程度で埋められますので、休日に試してみてください。
自分の市場価値を正しく評価する
先ほどと少し似ていますが、「どうせ転職するなら年収◯◯円欲しい」「〇〇の役職に就きたい」など、あなたの実力以上の目標を持ち、求人を絞ってしまうと転職の失敗に繋がります。
特に、転職前に実力以上に評価されていたり、高い給与をもらっているとここでつまづきやすいです。
どんなに実力に自信があっても、自分を客観的に評価して、動くことが転職活動では必要です。
自分の市場価値を正しく見直そう
転職エージェントを使えば、あなたという人物をしっかりみて評価・アドバイスしてくれます。しかし、個人でチェックしたい場合は他の会社にとって「あなた」にどのくらいの価値があるのかじっくり考えましょう。
よくあるのは「大企業にいたから大丈夫」など、在籍している企業で自己評価してしまうこと。
大切なのは「あなたがどう貢献できるか」で、先ほどのシートをもとに現実的に目指す目標を決めましょう。「資格があるから大丈夫」と思わないこと!
大型免許や医師など、資格がなければ仕事にならない職種を除いて、資格を持っていればそれだけで転職できるというのは間違いです。
転職は即戦力を求めていることが多く、資格を持っているというよりも「いかに経験があるか」が見られます。
アピールポイントの一つにはなりますが、あなたには何ができるのか、経験ベースで話ができるといいです。
ポジティブに語れるようにしておく
自己分析などでまとめるときに、ネガティブなものが出てくると思いますが、できるかぎりポジティブに語れるようにしておくといいです。
特に転職理由などはネガティブになりがちですが、採用側の印象は良くありません。下記のようになるべくポジティブに伝えましょう。
- ×:個人の営業ノルマがキツイ
- ◯:チームで成果を上げる環境の方が活躍できる
この他にも転職の面接などでは、ネガティブな発言はなるべく避けるべきです。
嘘をつく必要はありませんが、ポジティブに語れないか?を考えておきましょう。
目指す業界や職種について調べておく
特に、異業界への転職を目指す方や未経験の方は特に転職準備の段階で業界への理解を深めておきましょう。
業界への知識が乏しいと以下のようなリスクが付きまといます。
- 先細りの業界を選んでしまい将来苦労する
- 志望動機が浅いものになってしまいライバルに差をつけられる
- 面接などで業界について聞かれた時に答えられない
以上のようなことにならないように、業界への知識を事前にしっかりと押さえておくことが大切なポイントです。転職活動を進める中でも、「この業界どうなのかな」など感じたら何となくではなく、しっかり調べた上で応募できるといいです。
「〇〇業界」などでネットで検索して調べてもいいですし、業界地図が一冊あると、転職活動中は重宝します。
まとめ
いかがでしょうか?転職をするにあたってこれだけの準備も必要です。
一人でかつよくわからないことをするのはとても大変なことです。仕事しながらだと特にそこまで時間、労力をかけれないかなと思います。
特にいいところを狙おうと思ったらば下調べから始まりどのように進めていくかのプランニングをしていかないとほぼ受かりません。
もし少しでもスキルアップ、ステップアップしたい場合はご相談ください!