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異業種への転職
2021/09/12
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転職ってなんで悪いと思われているの?
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「転職って悪いことなのかな?」と考えていませんか?
転職はネガティブなイメージに捉えられがちですが、一概に「悪いこと」とはいえません。
この記事では、転職がなぜ”悪いこと”と言われてしまう理由を解説していきます。
その上で、転職することで得られるメリットとデメリットも解説していきます。
転職に対して悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
転職活動では3割の人が罪悪感を感じていた
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転職経験者に、転職活動の際に罪悪感を感じたかどうかを尋ねたところ、約3割の人が罪悪感を感じたことがあると回答しました。
属性別では、男性29.5%に対して女性30.4%と男女差はさほど見られませんでしたが、未婚者24.8%に対して既婚者は34.3%と、10ポイント近い差がありました。
また、「はい」と答えた転職経験者の平均年齢が42.3歳だったのに対して、「いいえ」では46.0歳となりました。
誰に対して罪悪感を感じた?
続いて、転職活動の際に罪悪感を感じたという人にその理由を聞きました。
・一緒に頑張ってきた仲間を裏切ったような気持ちになったから
・上司や先輩に、何かと相談にのってもらったのに、結果的にその気持ちに応えられなかったので
・ただでさえ人が足りない職場なのに、自分が抜けることでさらに忙しくなるのが目に見えているから
・同期が少ない職場なのに、自分が辞めるとさらに少なくなってしまうから
・手間をかけて自分を育成してくれた会社、上司や先輩たちの努力を無駄にしてしまうことになるのが申し訳ないから。特に、公正で信頼できる上司に対しては、とりわけ申し訳ない気持ちになった
・一人だけブラック企業から逃げるようで申し訳なかった
・転職のためということを隠して会社を休まなければならなかったのがつらかった
・仕事で先の計画について話しているときなどに、心の中で「その頃はもう自分は居ないだろうな」と思うと、たまらなく申し訳ない気持ちになった
・今、自分が担当している業務を後輩がすべて引き継ぐことになるため、後輩の業務量が増えるだろうから
罪悪感を感じた理由としては、自分が会社を辞めることであとに残された仲間たちの負担が増えることを挙げる転職経験者が多く、自分だけが厳しい環境から逃れることを挙げる人も少なくありませんでした。
「採用してもらった」「育ててもらった」という恩に報いることができないことを気にする人も見受けられました。
罪悪感を感じても9割の人は、転職を続けていた
罪悪感を感じた際、転職活動はそのまま続けた?それともやめた?
転職時に罪悪感を感じたという転職経験者に、罪悪感を感じながら転職活動を続けたかどうかを尋ねたところ、9割を超える転職経験者が「続けた」と回答。大多数の人は転職活動を継続したことがわかりました。
属性別では、「続けた」人の割合が、男性91.3%に対して女性が93.8%、未婚者94.4%に対して既婚者91.4%となり、属性別では大きな違いは見られませんでした。
また、「続けた」人の平均年齢が41.7歳なのに対して、「やめた」人は49.9歳と差が開きました。
罪悪感と上手に向き合うにはどうしたらいい?
転職経験者たちに聞いた罪悪感との付き合い方
最後に、転職活動の経験者に「罪悪感と上手に付き合いながら転職活動を進めるコツ・方法」について、アドバイスをもらいました。
・大切なのは、過去ではなく未来なので、罪悪感を持つ必要などありません
・自分の人生、ほかの誰も責任を取ってくれないのだから、罪悪感は置いておいて、自分の納得いくまで転職活動をしたほうがよいと思う
・自分に合う職場は必ずあるはず。我慢して合わない職場で働いているほうが、個人の力を活かせていないことになり、世の中全体にとって不利益です。また、自分に合う仕事をしていれば、転職という考えさえ浮かばなくなるもの。自分の人生なので、転職活動は自分ファーストで行ってよいと考えてみてください
転職に罪悪感を感じたとしても、悔いの残らないように行動しよう
罪悪感を感じながらも転職を経験した人たちの声からは、最後は自分の人生が最優先と踏ん切りをつけてから、自分自身の成長や活躍のために決断をしたことが伝わってきます。
また、転職活動で転職前の職場に迷惑をかけないようにしたり、転職前の職場について否定的な発言をしたりしないように心がけることなども、罪悪感と上手に付き合いながら転職活動を進める秘訣のようです。
ですが、そもそもなぜ悪く捉われてしまうのか
なぜ転職は悪いことだと言われるのかというと?
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忍耐力がないと思われるから
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安定=良いという価値観が根付いているから
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職場への裏切り行為にあたるから
上記の罪悪感のところでもある様にこれらの理由によって悪いイメージになることが多いようです。
転職は悪いことではない6つの理由
1、年収が上がる可能性がある
給料の高い職種・業界に転職することで、年収が上がる可能性があります。
また、同じ職種でも役職が上がることで、年収アップが見込めます。
年収が上がると生活水準を上げることもできるので、さらにモチベーションが高まり、やりがいも感じやすくなるでしょう。
2、自分の時間が作れる
残業が多い、夜勤があるといった業種の場合、自分の時間が作れないために、転職を考える人も多いのではないでしょうか。
残業や夜勤、休日出勤がない会社に転職することで、自分の時間が作れるので、幸福度が上がります。
なぜなら、自分の時間を作れるということは、趣味に没頭したり、資格取得に力を入れたりと自由な時間を過ごせるからです。
家族と一緒に過ごす時間も作れるという点から見ても、メリットは大きいと言えるでしょう
3、人間関係が変えられる
転職することで、新たな人間関係を作ることができます。最初は関係を築くことが難しいと感じるかもしれません。
しかし、転職することで自分と同じ価値観の同僚や、いい上司に出会える可能性もあります。
刺激を受ける人に巡り合い、今後の人生がガラッと変わった人もいます。
転職は、多くの人と積極的に人間関係を作れるチャンスです。
4、やりたい仕事ができる
今の職場でやりたい仕事ができていないなら、転職を考えるのもおすすめです。転職することで、やりたい仕事ができる可能性があがります。
やりたい仕事ができれば、やりがいやモチベーションアップにもつながります。反対に、自分が楽しくないと仕事にもやりがいを感じません。
やりたい仕事をするためにも、転職を検討してみましょう
5、スキルアップできる
新しいことにチャレンジするのはとてもエネルギーを使いますが、スキルアップできるという大きなメリットがあります。
専門スキルや資格がなくても、スキルアップは可能です。
スキルアップすれば、資格や専門スキルにつながる可能性がグッとあがります。
なぜなら、スキルアップ=専門性が磨かれるからです。
例を参考に考えてみましょう。
例えば、コミュニケーションスキルを上げることで、伝える力が磨かれることになります。
伝える力のスキルは、「コンサルティング」などにも通じるので、活躍できる幅が広がります。
転職の面接の際でも、アピールできるポイントが増えるでしょう
6、視野が広がる
転職することで、今まで見えなかった世界が見えてきます。
視野が広がることで、転職するまではすごく悩んでいたことも「こんな小さなことで悩んでいたんだ」と感じて気持ちが楽になる場合があります。
転職は、視野を広げる絶好の機会と言えるでしょう。
転職する際の判断基準
以下に記載することを目安に皆さんも判断基準としてみてください
環境が変わる見込みがない
「毎日同じルーティーン作業でやりがいがなくなってきた」と感じて転職を考える人も多いです。
仕事にやりがいを見いだせない・不満がある場合は、環境を変えることで改善できる可能性があります。
しかし、環境が変わる見込みがないなら、働き続けたとしても、不満を抱いたままです。
人間関係に悩みがある
人間関係に悩みがある場合、今の職場に無理して留まる必要はありません。
人間なので、どうしても相性のいい・悪いはありますが、人間関係が原因で体調を崩したり、精神的につらい場合はすぐに転職探しを始めましょう。
人間関係が悪いまま働き続けると、うつ病などの精神疾患にかかる可能性があります。
こうなると、長期休暇が余儀なくされるケースもあります。ストレスで限界を迎える前に、行動を起こしましょう。
他にやりたいことがある
「本当は、他にやってみたい仕事があるんだけどな」と思っている人も、転職をおすすめします。
なぜなら、転職してやりたい仕事につけることでモチベーションがあがったり、専門スキルを身に着けることも可能だからです。
やりたくない・つまらないと思って仕事をするより、やりたい仕事に挑戦する方が充実した生活を送れます。
成長できる環境にいない
精神的・肉体的につらい状況でなくても、「スキルが身につかない」などの理由で転職したいと考える人も多いのではないでしょうか。
目標がある・上を目指すという意欲や行動は、言うまでもなく良いことです。
もし、今の職場が、今後もレベルアップできる環境にないなら、スキルが身に着く環境に転職するのが良いでしょう。
「転職したいけど…やっぱり悩む」人は、以下の記事もご覧ください。迷ったときの判断方法がわかります。
まとめ 〜転職を進めるためのポイント
ポイント1.転職理由を明確にする
転職理由は明確にしておきましょう。
明確な理由とは、言い換えるとハッキリとした理由のことです。
以下に例を挙げてみます。
【明確な転職理由の例】
- 収入を上げたい
- キャリアアップしたい
- 希望の職種で働きたい
- 残業がない会社に転職したい
- 将来性のある会社で働きたい など
転職理由を明確にしたあとは、具体的な理由を言えるようにしておくことが大事です。
「なんとなく」や「つまらないから」といった理由ではいけません。
例えば、以下のように考えてみましょう。
NG例:「つまらないから辞めたい」
OK例:「仕事内容はやりやすかったが、培ったスキルをより活かせる職場で働きたくなり、転職を考えるようなった」
ポイント2.面接では明るくポジティブな態度で臨む
面接では、明るく・ポジティブな態度で臨みましょう。
不安になったり緊張してしまう気持ちもわかりますが、面接官は敵ではありません。
うつむいて暗い表情をしている転職者と、ニコニコ笑顔の転職者がいるとします。あなたが採用担当者だとすると、どちらの転職者を採用したいと思いますか?
大半の人は、ニコニコ笑顔の人を採用したいと思うのではないでしょうか。
面接では、前を向いて明るく・ポジティブな態度で臨みましょう
ポイント3.転職エージェントに相談する
転職に不安を感じている人も多いです。転職に不安がある場合、転職エージェントに相談することをおすすめします。
なぜなら、転職エージェントは、転職に不安のある人をサポートするスペシャリストだからです。
不安なかたは一度相談だけでもしてください!