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美容師の転職活動
2021/09/12
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美容師って美容師以外に転職できるの?おすすめの転職先を紹介!
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美容師として就職したはいいものの労働環境が悪く理想とはかけ離れており、美容師以外の職業に転職したくなる美容師は少なくありません。そんな人々は、本当に美容師以外の職業に転職することができるのか、疑問に思う人もいます。
ですが、美容師以外の転職先は意外と多いです。特に美容師という国会資格を有効活用すれば美容師としてのスキルとキャリアを活かした転職を行うことも可能ですよ。もちろん、国家資格に関わらない職業への転職も可能な場合があります!
そこで、この記事では美容師の美容師以外の転職先について解説していきます。美容師としての強みを存分に発揮することができる職業をまとめたので、これから転職を考えている美容師の方は是非参考にしてみてください。
美容師の資格を活かした美容師以外おすすめ転職先
美容師が美容師以外に転職したい際に、武器となるのが美容師免許です。美容師免許は国家資格であり、通常専門学校に入学し所定のカリキュラムを履修後、国家試験を受け合格することで取得できます。
美容師免許はキレイビズメディアによると、合格率が80%を超えており、取得難易度はそこまで高くありません。しかし、SankeiBizによると、美容師の離職率は1年で50%と程であると言われており、およそ半数が1年目にして就職した美容院を去っていることになります。美容院退職後は、大体が他の美容院に転職しますが美容師以外の職業に転職する人もいます。
美容師以外の職業に転職した人の中には、美容師免許を武器にして転職に成功した人もいますよ。このように、美容師免許は取得難易度が低くなく、また転職者が多い美容業界でも有効に活用できる、いわゆる潰しが効く資格なのです。
そこでここでは、美容師免許を活かした美容師以外のおすすめ転職先について紹介します!
美容師の資格を活かした美容師以外おすすめ転職先①アイリスト
アイリストは、まつ毛のスタイリングを施す職業であり、お客様のまつ毛を整える、美しくする仕事をしています。アイリストの仕事をするためには、実は美容師免許が必要なのです。この事実は意外に知られていません。
アイリストは、お客様のまつ毛を植毛したり、薬品を使ってパーマを掛けたりするなどまつ毛に関わる幅広い業務を担当します。また美容師免許では、顔そりはもちろんまつ毛剃りも原則できませんが、化粧の一部として行うのはセーフであると言われています。そのため、ハサミを用いてまつ毛剃りを行うアイリストもいるみたいです。
アイリストは美容院にも雇われている場合がありますが、大抵の場合専門のサロンに入社するか、自分で独立するかの2択です。美容師としての知見を存分に活かせるため、人気の転職先なのですよ。
美容師の資格を活かした美容師以外おすすめ転職先②福祉美容師
福祉美容師とは、介護施設や身体が不自由な障がい者の方、高齢者の方などの自宅に通い美容師としてお仕事をする職業です。そのため、基本的には普通の美容師と行う仕事は変わりません。
しかし、自宅に訪問して施術を行う必要があるので、ハサミなどの道具は自分で用意して持っていく必要があります。また、大抵は会社に入社して働くことになるため、基本的にはお客様の予約が入り次第、会社から連絡が入り自宅に向かって仕事をするという形になります。
今後、日本社会はますます高齢化が深刻化すると予想されるため、福祉美容師の需要は高くなっていくと言えるでしょう。普通の美容院とは違ってずっと立ちっぱなし、動きっぱなしということもないため、身体的な負担は少ないそうです。
美容師の資格を活かした美容師以外おすすめ転職先③カラーリスト
カラーリストは、髪染めを専門とする仕事です。今までの美容院では、髪染めをするのはアシスタントの仕事でしたが、近年髪染めの専門化としてカラーリストを雇う美容院も出てきているそうです。
ヘアカラーは様々な年代に需要があります。若者を中心に金髪や茶髪のカラーリング、高齢者を中心に白髪染めなど幅広い年代のお客様に人気があり、今後も益々その需要は増えてくると予想されます。
商業的な髪染めは美容師免許があればできる仕事なので、ブランクがある人でも仕事をできるのが魅力的です。よりヘアカラーの専門家としてキャリアを築きたいのならば、新しく検定を受けてスキルアップすることも良いでしょう。
美容師の資格を活かした美容師以外おすすめ転職先④専門ヘッドスパ
専門ヘッドスパは、頭皮のケアに関するカウンセリングやリラクゼーションを施す職業です。お客様の頭皮に関する悩みを聞きながら、頭皮のマッサージやシャンプーなどを行い、リラックスしてもらう業務が中心となります。
専門ヘッドスパも基本的にはアシスタントのお仕事でしたが、近年では美容師以上に知識と経験が必要とされる頭皮のエキスパートを必要とされる風潮が美容業界で起こっています。専門ヘッドスパは美容院では解決できない頭皮の悩みを解決できる可能性があるのです。
基本的には、ヘッドスパ専門店での勤務となります。お店では、炭酸ヘッドスパ、超音波ヘッドスパなど様々なヘッドスパを用いて作業するため、ヘッドスパに関する知識は必要不可欠です。したがって、講習会やセミナーなどに出席して勉強する専門ヘッドスパも多いみたいです。カラーリストと同じく中には資格や検定もあるため、仕事を有利に進めることにつながるかもしれません。
その他美容師の美容師以外の転職先
今まで、美容師免許を活かした職業について見てきましたが、もちろん免許を活用せずとも転職は可能です。案外、美容師のスキルとキャリアを欲している企業は多いのですよ。そこで、次は美容師の美容師以外の転職先についてもう少し詳しく見ていきましょう。
その他美容師の美容師以外の転職先①美容メーカーの営業職
美容品メーカーの営業職とは、自社の美容品の魅力を顧客に説明し購買してもらえるように促す職業です。仕事上、専門的な美容知識はもちろん、会話を盛り上げられるようなトーク力、自社製品を購入したいと思わせるセールス力が必要です。
美容師でしたら、美容の現場に携わるものとして美容品の知識は人並み以上にありますし、トーク力も申し分ありません。美容品メーカーは美容師の現場の意見を重視しているため、美容師として専門的なコメントを加えることができれば転職も可能ですよ。
その他美容師の美容師以外の転職先②アパレルショップの店員
美容師たるもの服装にも気を付けなければなりませんよね。美容院とは、お客様の美を追及するための場所ですからおしゃれなファッションに身を包むのも仕事の1つ。同じようにアパレルショップでも、ファッションに携わりお客様に似合う服装をアドバイスする必要があります。
アパレルショップではお客様の要望を叶えるファッション選び、つまり審美眼が問われます。ヘアスタイルもファッションも人の外見の美を決定するもの。ジャンルは違えど、美容師もお客様の美をお手伝いするという意味では、アパレルショップのスタッフに向いているかもしれません。
その他美容師の美容師以外の転職先③美容メディアの編集
美容師から美容師以外へ転職する時におすすめしたいのが美容メディアの編集・ライターです。美容メディアでは、美容品・サービスに精通した人材が求められており、その求人数は他のメディアより多い印象を受けます。
美容師としての見地を発揮し自分の美容論や美容品のレビューなどを行い、ライターデビューできるチャンスがあるかもしれません。少しでも文章に自信がある美容師は、メディアに応募したり、ブログを立ち上げて記事を執筆してみましょう。
その他美容師の美容師以外の転職先④IT職
「美容師としての経験が全く活かすことができない……」という美容師の方も中には存在するかもしれません。そこで、おすすめしたいのがIT職です。IT職は未経験でも始められる求人が多く、スキルや経験が問われないため転職しやすい業界でもあります。
大抵の企業ではマニュアルや研修の制度が整えられているため、はじめは業務が分からなくても、だんだん覚えられるようになってきます。「美容師とは全く違う仕事がしたい」と思った美容師の方はIT職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
美容師を続けていくことに限界を感じ、美容師以外の職業に転職し美容師とは違うキャリアを歩んでいる人もいます。美容師を続けられず、今までの時間を無駄にしたと考える人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜなら、美容師の仕事を続けたうえで今の自分があるからです。美容師として働いていた時間もあなたの重要な要素になっています。自分を悲観せず、むしろよりパワーアップした自分として捉えれば新しいやりがいを見つけることができますよ。
自分のキャリアは自分にしか決められません。なので、自分の経験を見つめなおし、その力を発揮できるような仕事を見つけ新しい人生を歩んでいきましょう。